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発声練習を実戦で馴染ませるために意識すべき事

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2012年11月6日

発声練習を実戦で馴染ませるために意識すべき事

発声練習を積んでも、いざ曲を歌ってみると練習した事が全くこなせない、なんて事ありませんか?

よくある例としては、ビブラートです。基礎練習として、単音でビブラートを練習してかけられるようになっても、いざ曲のフレーズを歌ってみると、思うようにかけることができないといった事が起こります。果たしてなぜそのような事が起こるのでしょうか。

自分の癖を知る

実は私たちは、知らず知らずのうちに自分なりの歌い方のルールというものを作っています。例えば、伸ばす音ではビブラートをかける、周りの音が静かなところでは静かに歌う、などです。

先ほどのビブラートを例に取って説明しますと、例え基礎練習でビブラートをかけられるようになっても、普段の歌い方でまっすぐ伸ばしていた場合、その歌い方のさないとビブラートをかけられるようにはなりません。

ここが意外と盲点なのです。

ミドルボイスもそうで、今まで地声を張り上げて歌っていた場合、その癖を取らない限りはミドルボイスが曲に馴染みません。たとえ基礎練習ではミドルボイスを出せたとしてもです。

総じて、新しい歌い方を身につけるには、

  1. 基礎練習で動きを覚える
  2. 自分の癖を取って、新しい歌い方に直す

この2つのステップが必要になります。特に2番目は重要です。

学習の4段階を意識する

新しいスキルを身につけるには、学習の4段階を必ず通ることになります。これを意識することで、スムーズに習得できるようになります。

  1. 無意識的無能
  2. 意識的無能
  3. 意識的有能
  4. 無意識的有能

漢字ばかりずらずら並んでなんじゃこりゃと思う方もいらっしゃると思います。

ここで注目していただきたいのは、意識的か無意識的か、それから有能か無能かです。

1. 無意識的無能
最初の段階は、無意識の状態でできないという段階です。要は新しい技術の存在自体を知らない、もしくは自分の悪い癖を認識していないということになります。

2. 意識的無能
次の段階は、意識してるけどできないという段階です。新しい技術の存在を知って、練習してるけどできないという状態です。もしくは、自分の悪い癖に気付いたけど、直せない状態です。ここから抜け出すには、繰り返し練習あるのみです。

3. 意識的有能
3つ目の段階は、意識するとできるという段階です。新しい技術を、意識を集中させることでこなせる、もしくは自分の悪い癖を、意識すれば直せるという状態です。

4. 無意識的有能
最後の段階は、無意識のうちにこなせるという段階です。新しい技術を、無意識のうちにこなせる、もしくは自分の悪い癖が直り、無意識のうちに改善された癖に置き換えられた状態です。

わかりやすく、ビブラートを例に取り説明しますと、

  1. ビブラートの存在を知らない
  2. ビブラートの存在を知ったけどできない
  3. 意識すればビブラートをかけられる
  4. 無意識のうちにビブラートをかけられる

という感じになります。

基礎練習で技術をマスターした後は、実際の曲で練習あるのみです。しかし曲になるとできないとなれば、今は2段階目の、意識的無能の位置にいます。4段階目まではまだまだ先ですね。

どうすれば次の段階に進めるの?

癖を直す事で大事なのは、自分の癖に気付く事と、繰り返し練習することです。

最初は自分の癖がなかなか取れないという事に悩まされると思います。ここで間違えた歌い方をした際に「あぁ、やってしまった!」と思わなければなりません。もし自分の悪い癖に気付かずに素通りしてしまった場合は、いつまで経っても新しい歌い方に置き換えることはできません。自分の悪い癖を意識することです。

そして、新しい動きを何度も何度も繰り返し練習しましょう。反復練習あるのみです。そうすることで、いつの間にか無意識のうちにできるようになるはずです。

まとめ

自分の癖を認識し、自由に直せるようになると、歌は劇的に上手くなります。歌唱力の向上を目指して頑張っていきましょう!


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