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自分のキーに合わせて歌ってみる

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2013年3月7日

自分のキーに合わせて歌ってみる

曲の歌い方としては、原キーに忠実に沿って歌う人と、自分なりにキーを変えて歌う人に分かれるところではないでしょうか。今回はキーを変えて歌うという事に焦点を当てて記事を書いてみます。

声が高い人と低い人

私たちは皆、生まれ持った声帯の形が違く、声の高さは皆ばらばらです。例え同性であっても、声の高さというのは千差万別であり、声が高い方もいれば低い方もいます。

ちょっとわかりやすく例を挙げるとすれば、例えばハイトーン系のプロ歌手がいたとします。それも地声で結構高い音域まで押し切っているとします。さて、これを声が低い方が同じような歌い方で真似できるかといったら、絶対にできません。これは例えボイトレを続けたとしても絶対に無理です。

そもそもなぜそのプロ歌手が高音域まで地声で出せるかというと、「元々の声が高いから」に他なりません。まずこれをしっかりと理解していただきたく思います。特に声の低い方は、「ボイトレを続ければいずれ地声で高音域を出せるようになる」と勘違いしてしまうことが多いです。しかしながら、ボイトレを続けても、生まれ持った声帯の形が変化することはありません。低い声は低いまま、高い声は高いままです。

歌いたい曲が自分とキーと合っていない場合どうする?

上記の説明より、例えば声の低い方が声の高い人の歌を同じように歌おうと思っても無理だということは理解していただけたかと思います。さて、実際に曲を歌う場合はどうすれば良いでしょうか。攻略方法としては2パターンになります。

  1. 原曲とは歌い方を変える
  2. 自分のキーに合わせる

1. 原曲とは歌い方を変える

原曲派の方は主にこの道を選ぶと思います。キーが高い場合は、高音域はミドルボイスに切り替えて発声します。

メリットとしては、声区の切り替えを頻繁に行う事があるため、発声技術が上達することでしょうか。デメリットとしては、キーが合っていなければ原曲通りには絶対に歌えないので、自分なりの歌い方を探す必要があることと、歌唱の難易度が格段に上がる事です。ミドルボイスなどわからない方は、高音域は何が何でも地声で押し上げるため、発声器官を痛める可能性もあります。

また、男性が女性曲を原キーで歌う場合は、最高音が高すぎて出せない場合があります。同じように女性が男性曲を歌う場合は、低音が低すぎて出せない場合があります。

2. 自分のキーに合わせる

今回焦点を当てている部分です。キーを合わせて歌うメリットは、原曲通りに歌い方を真似することができる事、それから原キー派につきものの、「高音発声」の問題が取り払われるため、残りの「歌い方」の部分に専念できる事です。

特に原キー派は、高音発声の時点で既に大きな壁にぶち当たっているため、なかなか歌唱技術を磨くところまでたどり着けない場合があります。それに比べてキーを変えた場合は、高音発声という面においてはほとんど攻略できてしまいます。特にJ-POPはあまりミドルボイスを使う歌手がいないため楽です(最近は増えてきていますが…)。

デメリットとしては、キーを変えるため音感が無いと音がわからなくなる事、そしてカラオケの場合はいちいち「あれ、原キーとずれてるよw直す?w」とか言われる事です。まったく大きなお世話ですね笑

異性の曲を歌う場合は、自分のキーに合わせて歌うとかなり良い感じで歌えます。

キーの合わせ方

キーを合わせるといっても何パターンかあります。

  1. 曲の最高音を基準に合わせる
  2. 歌手の換声点を基準に合わせる
  3. 自分の好みの高さを基準に合わせる

1. 曲の最高音を基準に合わせる

曲の最高音が地声で出せる部分になるように調整します。これ以上キーが高くなると声区を切り替えなければいけないため、手前で抑えておきます。しかし、元々ミドルボイスを使うような歌手の場合は、かなりキーを下げないといけなくなるため、低音が出せなくなる場合があります。

2. 歌手の換声点を基準に合わせる

原曲を聞いてみて、歌手がどこまで地声、どこから裏声を使っているかを確認します。換声点(地声と裏声の境目)の位置がわかれば、その部分が自分の換声点の位置と合うようにキーを調整します。おそらくこれが一番良いキー合わせの方法です。一度キーがわかれば、同じ歌手の違う曲でも同じキーの調整幅で歌うことができます。ただし違う歌手の曲を歌う場合は、またキーを探す必要があります。先程も書きましたが、同性であっても声が高い人と低い人がいるので、その都度キーを合わせていくのが無難です。

3.自分の好みの高さを基準に合わせる

オリジナルの楽曲や、ボカロ曲など、そもそもの基準がない場合は、自分好みのキーの高さに合わせるのも良いです。その際に気にすべきポイントは、歌いやすいかどうかがすべてではないでしょうか。

「1」で解説したように地声で歌えるように調整するもよし、ミドルボイスを使う場合は、なるべく換声点付近を行ったり来たりしないような位置にキーを調整すると格段に歌いやすくなります。

まとめ

曲の歌い方としては、原キー派とキー変え派に分かれるところではありますが、今回はキー変え派に沿った記事を書いてみました。原キー派の方もこれを機にキーを変えて歌ってみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ。


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