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張り上げたっていいじゃない

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2013年3月11日

張り上げたっていいじゃない

今回は張り上げ発声(技法)について書きます。主にロックやポップスなどでは多用される技術ではあります。

張り上げについて

張り上げとは、主に地声高音域を息の力を使って押し出し、力強く出す事を指します。特定のジャンルでは、張り上げは多用されています。

張り上げの効果

張り上げる事によって、ボーカルの迫力や、苦しさ、緊張感を与える事ができます。実は声区を全部繋げた発声では綺麗な声になりすぎてしまい、こういった緊張感は欠けてしまいます。激しめのロックを歌う場合などは、張り上げる方が割りとしっくり来ますね。

もちろん張り上げは、曲調によっては合いませんので選別が必要です。

張り上げは悪い事ではない

発声の基礎固めとしては、なるべく地声を張り上げずに裏声に切り替えずに行くのが好ましいとされています。ボイストレーニングで行う発声のエクササイズでは、張り上げは直すように徹底されます。しかしながら、実戦の歌では、上記のような効果を求めて、張り上げを取り入れるのは当然ありな事です。

張り上げとファルセット

息漏れした弱々しい裏声をファルセットと言います。張り上げる歌手の中には、あえて地声と裏声を一本に繋げずに、地声→ファルセットと繋げる歌手もいます。これもファルセットの繊細な部分が見えて感情的なボーカルラインになります。技法としては当然ありです。

しかしどうしても発声技術の観点から見ると、地声も裏声も一本化できてこそ一人前とされる部分があります。そういった方々からすると、張り上げ→ファルセットへと移行する歌手は否定される事もあります。

張り上げたっていいじゃない

歌は理論で捉えるのではなく、感じ方で捉えるものです。芸術に良い悪いもありません。張り上げにしか出せない効果もあるため、取り入れたければ取り入れると良いでしょう。

ただ一応ボイトレサイトの管理人という立場で言わせていただくと、どんな曲でも張り上げしかできない場合は、バリエーションを増やすという意味でミドルボイスへの切り替えもできるように練習した方が良いと思います。

張り上げしかできない場合は、特定のジャンルでしか上手く聞こえないでしょう。張り上げも、切り替えも、両方使えてこそボーカルの技術が映えてくるのではないでしょうか。

張り上げの注意点

自分の地声の出せる音域を上回る音を張り上げで出そうとするのは大変危険です。高すぎる場合は裏声に切り替えるか、遠慮無くキーを下げましょう。

また、張り上げを高音開発のアプローチとして使うのも大変危険です。自分が出せる地声の音域は最初から決まっています。張り上げたからと言って高音が開発されるわけではないので注意しましょう。基本は、地声で出せる範囲の声を張り上げに使います。


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 01:14 | ボイストレーニング関連 | 5件のコメント |

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