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歌唱技術について

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歌唱技術について

歌唱力とは?

歌唱力とは、一言で言えばイメージしたものを歌で伝える事ができる力と言えます。 歌の世界観や表情をイメージするセンスと、高い発声技術が組み合わさると、総じて歌唱力が高いと言えるでしょう。 声に加え、更に仕草や顔の表情なども含まれると、聴き手をぐっとその世界に引きずり込むことができるようになります。

人間らしい歌い方とそうでない歌い方

聴き手は、機械的な歌い方よりも、人間らしい歌い方に惹かれます。 人間らしい歌い方とは、表情豊かで、抑揚があり、人間の息遣いが聞こえてくる歌です。 例えばピアノ弾き語りなどでボーカルがメインになってくるような曲の場合は、人間らしい歌い方をしなければ何も伝わりません。

もちろん意図的に機械的な歌い方をする場合もあります。 機械的とは、表現の仕方がワンパターンで、抑揚がなく、音程やリズムが寸分の狂いもなく真っ直ぐで正確な歌い方です。 例えばボーカルを前に出さないような曲(ボーカルはあくまでサブの楽器扱いの楽曲)の場合は、あえて機械的な歌い方をすることがあります。 また、カラオケの採点で高得点を出す時も、あえて機械的な歌い方をすることがあります。

ボーカル技術が評価されるのは、前者の人間らしい歌い方をした場合です。 よく音程やリズムがきっちり合っていることが上手いと捉える方がいますが、実は目指すべきところはそこではありません(もちろんある程度は合っていないといけませんが)。 それよりも重要なのが、棒読みな歌い方にならないようにすることです。 つまり一つ一つのフレーズに人間らしい息遣いや表情を吹き込んだ歌い方を目指すべきで、それができた時に歌が上手いと言われます。

どうすれば人間らしい歌い方ができるのか

歌唱力を向上させようと考えた時、人間なのに人間らしい歌い方ができないという悩みが出てきます。 その場合は以下の事に注目してみてください。

  1. そもそも感情表現に目を向けていないのではないか
  2. 発声のバリエーションが少ないのではないか
  3. 人間の感情への理解が足りないのではないか
  4. 曲への理解が足りないのではないか

1. そもそも感情表現に目を向けていないのではないか

音程やリズム、正しい発声なんかに目を向けてすぎていると、いつまで経っても人間らしい歌い方はできません。 もちろん歌の土台を固める段階では、音程やリズムに目を向けるべきですが、ある程度土台が固まったのであれば、次第に感情表現に目を向けるべきです。

2. 発声のバリエーションが少ないのではないか

声に表情を付けようと思っても、発声のバリエーションが少なければ、それだけ出せる表情の幅が狭まります。 例えば平らな声しか出せない場合、いかに悲しい声を表現しようとしても平らな声でしか表現できません。 発声には正解の声があるという認識を持っている方は、まずその考えを改めなければなりません。 これからは感情に合わせた様々な発声方法を学び、それを使える状態に持っていく事が大事です。

3. 人間の感情への理解が足りないのではないか

人間が笑っている時どういう声になるか、泣いた時どういう声になるか、怒った時どういう声になるかをよく考えてみましょう。 それぞれの感情にはそれぞれの特徴があり、声に乗って現れてきます。 感情表現は、役者の演技に近いものがあります。 すぐに感情を引き出せるように、喜怒哀楽の感情についての深い理解と、その感情をいつでも引き出す練習をしましょう。

4. 曲への理解が足りないのではないか

曲と向き合って解釈を考えてみるというのも大事です。 歌詞によって、喜怒哀楽の部分が違いますし、思いに耽っている部分、遠くに向かって叫んでいる部分など様々です。 曲をよく理解しないまま歌おうとしても、どう表現して良いのかわからなくなります。

これらを踏まえた上で、歌唱技術を高める練習をしていただけたらと思います。

まとめ

1. 歌唱力とはすなわち、イメージしたものを歌で伝える事ができる力のことです。

2. 歌には人間らしい歌い方と機械的な歌い方があり、前者の方が聴き手によく伝わります。

3. 人間らしい歌い方をしようとした際には、音程やリズムから離れて感情に目を向ける事、発声のバリエーションを増やすこと、 そして人間の感情や曲への十分な理解をすることが大事です。

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