スタッカートは、音を細かく切るという意味です。

スタッカートを付けることにより、歌にリズム感が出ます。

※Aメロの歌詞の一部を例に取り解説します。

握りしめたその手にー/ある夢は

レールさー/えこじー/開けるほどう/ず/く/よー

沸き/あがーるか/んーじょうに身を任せー

「/」の部分で音が切られているのが確認できると思います。

こういった速い曲では、ただフレーズを繋げて歌うだけではのっぺりとしたボーカルラインになるので、適度にスタッカートを混ぜていくと良くなる場合があります。

逆にゆったりのびのびしたような曲では、あまりフレーズで音を切らずに繋げた方が良く聞こえる場合があります。

スタッカートの付け方

発声的な観点で言うと、お腹でスタッカートを付けるのではなく、喉で息を切るようにして付けるのが一般的です。

あーっ(喉で息を切る)、あーっ(喉で息を切る)

といったような練習をしてみると良いです。

歌手がどういったところでスタッカートを付けているのかをよく聴いて、真似してみましょう。