今回は「引き寄せの法則」について説明していきたいと思います。これはよく自己啓発や成功哲学に使われる考え方です。

引き寄せの法則は、簡単に言えば、「自分の思っている事は必ず実現しますよ」というものです。

れみぼいすの読者様の中には、本気でプロの歌手を目指している方や、ボイストレーナーになりたいという方もいらっしゃると思います。そういった方々がこの先叶えていくために、役に立つ考え方だと思います。

早速実践してみましょう。

1. 夢を決める

まずは夢を一つ決めてみましょう。プロの歌手になりたい、ボイストレーナーになりたい、ミドルボイスを出したい、なんでもいいです。

ここではわかりやすく一つに絞って、「プロの歌手になる」という前提で話を進めてみたいと思います。

2. プロの歌手になれない理由

引き寄せの法則とは、内に思い描いている感情がそのまま引き寄せられ実現化します。なので、「プロの歌手になりたい」と思っていると、「プロの歌手になりたいと願っている自分」になってしまいます。

ここがほとんどの人が実際にプロの歌手になれない原因でもあるのではないでしょうか。「いずれはプロの歌手になりたいんです」といって、いつまでも練習ばかりしていて、オーディションを受けたり、事務所の門を叩くなどの活動をしない、などです。

プロの歌手になりたいからと歌を練習するのはもちろん大事ですが、ではいつプロになるために営業活動をしていくの?という話になってしまいます。

この原因を作り出しているのは、夢を一つ決める際に、「~~になりたい」や、「~~が欲しい」という言葉を使っている部分にあります。「プロになりたい」では、「プロになりたいと願っている自分」になってしまい、夢が実現しないんです。

3. 夢は既に実現したと確信する

そこで、「プロの歌手になりたい」ではなく、「私はプロの歌手なんだ」と確信してしまいます。今この瞬間、プロの歌手として自分は活動しているんだ信じこんでしまいます。

引き寄せの法則では、内なる感情がそのまま実現してしまいます。なので、「私はプロの歌手なんだ」と信じこんでしまうことで、本当にその通りになります。また、もしこの時点で、「内心私にはどうせ無理だ」などとマイナスの感情を持ってしまうと、その時点で本当に無理になってしまいます。

常に内なる感情に目を向けてみてください。「私いけんじゃね?」という感情があれば、本当にいけます。

4. 夢を実現した時の自分を楽しむ

実際に夢が実現した姿を想像して、喜びに浸ってみてください。

プロの歌手になった場合は、ステージに立ち10万人相手にライブをしたり、テレビに出たり、CDが全国の店舗に並んだり、などが想像できると思います。五感をフルに使って、プロ歌手としての活動中に何が見え、何が聞こえ、何を感じるのかを確認していきます。色々と思い描いて、夢が叶った時の喜びに浸っていきます。

この強い喜びが、夢を追いかける原動力になります。強ければ強い程良いです。

5. 活動していく

既に自分はプロの歌手である事は約束されましたね。あとは夢の実現に向けて実際に活動していきましょう。

あなたは既にプロの歌手なのだから、プロの歌手と同じように練習し、オーディションを受けに行き、営業活動をしていかなければなりません。たったそれだけです。

プロとしてやるべきことをやっていきましょう。いつの間にか本当にプロになれているはずです。

6. テストに合格する

プロ歌手として活動していく中で大事なのは、社会の圧力に負けないことと、夢を諦めないことです。

社会が夢を叶えようとする人間に対して圧力をかけるのには理由があります。社会は常に、あなたが本当に夢を実現するに相応しい人間かどうかをテストしているからです。そのテストは、批判という形であったり、度重なる失敗であったりです。

有名になればなる程、社会はより難しい課題を出してきます。例えば政治家や、大企業の社長を見てみてください。彼らはもちろん素晴らしいと称賛されることもあるでしょうが、一方では厳しい社会の批判にさらされています。口コミならともかく、連日テレビニュースで批判されたりもされるわけです。しかし、彼らはそれを強いエネルギーを持って跳ね除けています。だからこそ社会のテストに合格して、有名な政治家でいられるし、大企業の社長でいられるんです。

有名な政治家が、何万人という人の批判にさらされようが平気な顔をして活動しているのに対し、例えあなたが100人の批判にさらされたところでどうってことはないでしょう。むしろその程度の圧力に屈服して活動をやめてしまうなら、最初から夢を実現するに値しない人間だったというわけです。社会はそれをよく見ています。

失敗に関してもそうです。例えオーディションで100回落とされようが、101回目に合格すればプロになれます。

エジソンは、電球を発明するまでに1万回失敗しました。しかし彼は、「私は一度も失敗してはいない。上手くいかない方法を1万通り発見しただけだ」と言いました。エジソンがこのような人間だったからこそ、電球を発明できたのです。

社会が与える様々なテストに屈服してしまった時点で、本当に夢は実現しません。夢を叶えたいのであれば、テストに合格することです。

結局はポジティブシンキングが鍵

実は夢が実現しない原因として、自分の感情が壁を作っている事は多いです。「私なんかには無理」「もうだめ」といった負の感情が、夢の実現を阻みます。

結局は「いけるいけるー♪」と楽観的に思ってたら本当にいけてしまうものなんです。引き寄せの法則は、そんなところに真髄があるのかもしれません。

どうか皆様、それぞれの思い描く夢を叶えていただきたく思います。全国の読者様相手に、札幌に住んでいる私ができることは、こうして文章を書く事だけです。私の書く情報や文章が、少しでもお役に立てればと思います。