カラオケで選曲をする際には、通常の打ち込みのカラオケ音源と、実際にスタジオで演奏したものを撮った生音源を選べる場合があります。
どちらも曲を送信する前にデンモクで切り替える事ができます。一部は通常の打ち込み音源しかない場合もあります。
- DAMの場合は、「通常曲(打ち込み)」と「生音演奏(生音源)」を切り替える事ができます。
- JOYSOUNDの場合は、「生音源スタンダード(打ち込み)」と「生演奏(生音源)」を切り替える事ができます。
今回は両者の違い、メリット、デメリットについて解説していきます。
目次
カラオケの生音源で歌うメリット、デメリット
最初にカラオケで生音源(DAMの場合は「生音演奏」、JOYSOUNDの場合は「生演奏」)を使う場合のメリットとデメリットについて説明していきます。
※JOYSOUNDの打ち込み音源は「生音源スタンダード」ですが、ここで説明する「生音源」と「生音源スタンダード(打ち込み)」は別物ですので混同しないように注意です。
生音源のメリット:
- 録音された音源なので音質が非常に良い
生音源のデメリット:
- DAMの場合はガイドメロディを消すことができない
- キー変更すると音質が著しく劣化する
生音源は非常に音質が良い状態で歌えるというメリットがあります。ただしそれは原曲キーで歌う場合に限っての話です。
もしキーを変える場合は、予め録音された音源をそのままいじる事になるため、音質が著しく劣化します。
生音源で歌う場合はキー変更幅は+-3くらいまでが限度かと思います。
また、DAMの場合はガイドメロディも一緒に録音されているため、設定で消すことができないというのもデメリットです(後ろで微かになっているのが聞こえてしまいます)。
JOYSOUNDだと生音源でもガイドメロディを消すことができます。
カラオケで打ち込み音源で歌うメリット、デメリット
次にカラオケの打ち込み音源(DAMの場合は「通常曲」、JOYSOUNDの場合は「生音源スタンダード」)のメリットとデメリットについて説明していきます。
打ち込み音源のメリット:
- キー変更しても音質が劣化しない
打ち込み音源のデメリット:
- 打ち込みなので音質はそこそこ
打ち込み音源の場合はやはり生音源を使うのに比べてどうしても機械音っぽさは出てしまいます。それでも最近のカラオケはかなり良い音質になったので全然気にならないレベルです。
そして最大のメリットは「キー変更しても音質が劣化しない」ことです。
音質が劣化しない理由としては、打ち込み音源は予め録音されたものではなく、カラオケ機器の中で楽譜がリアルタイムに演奏され音源として出力されるためです。
キー変更をすると、中の楽譜が変わり、その楽譜通りに演奏されるだけなので特に音質の劣化はありません。
おまけ: カラオケのバックコーラスについて
特定の曲は、曲中にバックコーラスが入ってくるものがあります。
これに関しては録音された音源のため、キー変更をすると音質が著しく低下してしまいます。
キー変更をして歌う際は、バックコーラスはオフにするのをおすすめします。
カラオケの 打ち込み音源と生音源の違い、メリット、デメリット、バックコーラスについてまとめ
原曲キーでカラオケを歌う方はあまり影響しない話なので、生音源でも打ち込み音源でも好きに使って歌うと良いと思います。生音源の方が音質は良いし、PVが見れる場合も多いです。
ただし、キーを変える人は、生音源の場合音質が著しく劣化してしまうため、普段から「打ち込み音源」の方を使う事をおすすめします。
ガイドメロディが鳴るのが気になる方は、DAMで遊ぶ場合は「打ち込み音源」を選択すると良いです。
キー変更する方はバックコーラスをオフにすると良いです。