ボイストレーナーにも男女の性別がありますし、気になる先生の性別が自分と違う場合もあります。
今回は異性のボイストレーナーに習っても大丈夫なのかという疑問にお答えします。
目次
基本的には異性のボイストレーナーに習っても大丈夫です
結論から言うと、基本的には異性のボイストレーナーに習っても問題ありません。
理由は、男性であろうが女性であろうが、声の高さが違うだけであり、「声の構造」そのものは同じだからです。
ボイストレーナーであれば発声器官の構造についての一定の理解はありますので、同性であろうが異性であろうが全く問題なく教えることができます。
異性のボイストレーナーに習う際の注意点
基本的には異性の先生でも問題ないのですが、逆に注意すべきポイントを書いてみようと思います。
注意点を挙げるとすれば、ボイストレーナー自身の性別独特の悩みに対する理解度と、声の高さによる悩みの理解度でしょう。
① ボイストレーナー自身の性別特有の悩みに対する理解度
例えば男性らしい歌い方、女性らしい歌い方というのもそうですし、男性による変声期の影響、高音を出したいという憧れ、女性による低音を出したいという憧れなど、声には性別ならではの悩みがあります。
優れたボイストレーナーであれば、当然同性異性関係なしにこういった悩みに対しても的確にアドバイスできるので問題ありませんが、もしかすると異性よりも同性のボイストレーナーの方が、性別特有の悩みへの理解度はあるかもしれません。
② ボイストレーナー自身の声の高さによる悩みの理解度
一般的には女性の方が、男性よりも元々の声が高いです。
最初から問題なく高音を出せる人は、出せない人の抱える悩みや、対処法などがわからず、無理をさせてしまう場合があります。もちろん低音に関しても同じです。
ただし、同性であろうが声が高い人もいれば低い人もいますので、これは必ずしも異性のボイストレーナーにだけに起こる注意点ではありません。要するにボイストレーナー自身の声の高さの違いに関する理解度があるかないかです。
ボイストレーナーの性別よりも相性を大事に
基本的には発声器官の構造は同じなので、ボイストレーナーは同性異性関係なしに指導することができます。
人間なので相性の部分はどうしてもあるため、あとは実際に指導を受けてみて、合う合わないを判断してみると良いと思います。