ここからメロディのアレンジということで、ベンドについて書いていきます。
ベンドとは、元の音から一瞬だけ音を上げて戻す、もしくは下げて戻す技術です。ギターとかでは有名なテクニックですが、ボーカルでもよく使用されます。
もしくは「こぶし」とも言います。
ベンドの見本
一番わかりやすいのは、サビの「一緒に花火を見たいです」の「た」の音です。
一瞬だけ裏声を入れて戻すスタイルを、民謡では「グイン」と言います。
ベンドの連続
ボーカルラインを強調したい時は、2回以上連続でベンドすることもあります。
後奏のフェイクでは、3回連続でベンドしているのが確認できます。
ベンドを連続で何回もやるとビブラートになります。
これどのスタイルでもよく出てくる技術なので、マスターしておくと良いでしょう。