まずは喉の開き具合の変化から解説していきます。
喉仏を下げればこもったような声になりますし、喉仏を上げれば苦しいような声になります。
喉を開いた発声
まず喉を開くと、ふくらみのあるような、壮大で圧倒されるような歌声になります。
代表的なのはオペラでしょう。
もちろんオペラだけではなく、ポップスでも使われます。
喉を絞めた声
喉を絞めると、苦しいような、キンキンした発声になります。ボーカルの個性を出したい時に使われます。
こちらはクラシックではあまり使われないかもしれません。
喉を開いた発声、喉を絞めた発声でボーカルの感じがかなり変化します。
それに加えて喉を開きもせず絞めもしない中間の声もあります。大体の歌手は中間であり、おそらくこれがポップスでは一番使われます。
声を聞いただけで、どの程度喉を開いているのかを判別できることが最初の課題です。次にその通りに真似できるように練習しましょう。