ここでは伸ばす音の切り方のバリエーションについてまとめておきます。

真っ直ぐ伸ばす、ビブラートをかける意外にも様々なバリエーションがあります。

目次

音の切り方各種

伸ばすの切り方については、様々なバリエーションがあります。

  • ぶつ切り
  • 息を多めに吐いて切る
  • だんだん弱くして切る
  • ビブラートをかけて切る
  • 音を上げて切る
  • 音を下げて切る
  • 母音を変えて切る
  • 加工して切る

ぶつ切り

伸ばしている音をあまりにも急に音を切るとさすがにびっくりします。

すぐに次のフレーズが入る場合「、」のような使い方でぶつ切りされることがあります。

だんだん弱くして切る

だいたい音を切る時はぶつっと切るよりもだんだん弱くして切る方が自然に聞こえます。

まずはここから練習してみると良いかもしれません。

息を多めに吐いて切る

伸ばす音の最後にハァという音が聴こえると思います。多用することで独特の癖が付きます。

ビブラートをかけて切る

だいたいこれができれば上手いと言われることが多くなります。

真っ直ぐ伸ばして最後にちょこっとビブラートをかけて切ることもできます。

また、細かいフレーズの最後にほんの少しだけビブラートをかけて切ることでフレーズの終わりを自然に馴染ませることができます。

音を上げて切る

裏声にして切ったりします。ロックなどに多いかもしれません。

ビブラートをかけてから上げて切ったりと組み合わせでも使えます。

音を下げて切る

ちょっと下げて切る方法もあれば思いっきり下げて切る方法あります。

スライドさせて切る方法もあればコードに合わせて音を変えて方法もあります。

母音を変えて切る

多用すると独特の癖がつきます。

加工して切る

これはボーカルの技術ではなくミックスとかで加工していじってしまうパターンです。

ここではあくまで歌唱技術を解説しているので参考程度に紹介します。

切り方のスタイルについて

ちょっと紹介しただけでも本当に様々なバリエーションがあります。組み合わせると更にバリエーションが増えます。

切り方にスタイルを付ける目的としては、

  • 曲調に合うようにするため
  • ボーカルの特徴を出すため

といったところかと思われます。

印象に残る歌手のスタイルを参考にしつつ、是非様々なバリエーションを研究してみてください。