滑舌は、一音一音意識して発音していくことで良くなります。
ゆっくりでも良いので、絶対に発音をごまかさない事を意識して練習しましょう。
滑舌のトレーニングは、細かくは顎、唇、舌などのトレーニングをしているということです。
いつもより意識してこれらを動かすようにすることで、効果的に鍛えることができます。
目次
3種類のトレーニング方法
ここでは3種類のトレーニング方法を載せておきます。
- 同じ発音のトレーニング
- 50音を読むトレーニング
- 早口言葉のトレーニング
1. 同じ発音のトレーニング
- カカカカカ
- サササササ
- タタタタタ
- ナナナナナ
- ハハハハハ
- マママママ
- ヤヤヤヤヤ
- ラララララ
- ワワワワワ
- ガガガガガ
- ザザザザザ
- ダダダダダ
- バババババ
- パパパパパ
同じ音を連続して発声することで、苦手な子音がわかりますし、苦手な音を発声するための筋肉も鍛えられます。
顎、唇、舌などの筋肉を意識して練習しましょう。
「ア」の母音だけではなく、「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」でも練習しましょう。
2. 50音を読むトレーニング
今度は50音を読む練習もしてみましょう。
あえいうえおあお かけきくけこかこ
させしすせそさそ たてちつてとたと
なねにぬねのなの はへひふへほはほ
まめみむめもまも やえいゆえよやよ
られりるれろらろ わえいうえをわを
がげぎぐげごがご ざぜじずぜぞざぞ
だでぢづてどだど ばべびぶべぼばぼ
ぱぺぴぷぺぽぱぽ
これを繰り返すことで、まんべんなく滑舌の筋肉を鍛えることができます。
同じような効果があるものとして、あめんぼの歌を読むことで鍛えることもできます。
3. 早口言葉のトレーニング
早口言葉は、発音が難しい単語を並べて作られた言葉で、積極的に読むことで滑舌が鍛えられます。
ただし注意点として、発音をごまかしてしまうと全く意味がありません。
早口言葉を滑舌を鍛えるために使う場合は、ゆっくり読んでも十分に効果があります。はっきりと正確に発声していくように心がけましょう。
有名な早口言葉を載せておきます。
- バスガス爆発
- 生麦生米生卵
- 坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた
- 東京特許許可局
- 隣の客はよく柿食う客だ
- この釘はひきぬきにくい釘だ
- お綾や、八百屋におあやまり
- 蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ
- 青巻紙赤巻紙黄巻紙
- ジャズシャンソン歌手の新春シャンソンショー
- この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた
- 集中術著者手術中
同じ早口言葉を数回連続で言ってみましょう。
また、早口言葉が満載のセリフが詰まった「外郎売の口上」を読むことでも、滑舌を鍛えることができます。
早口言葉が多く含まれているため、声優、俳優、アナウンサー等が、発声練習や滑舌のトレーニング時によく使用しています。