※動画の3分半くらいからタングトリルの実践が見れます。

タングトリルは、上の歯の裏側あたりに舌を当て、息を吹くことで舌先を「トゥルルル」と振動させる発声です。

簡単に言えば巻き舌の事です。ウォーミングアップに適しています。

リップロールとタングトリルは、同じような効果があります。

人によっては、どちらかが苦手というのがありますので、どちらかできる方を練習しましょう。

目次

タングトリルのしかた

「ラ」の発音の位置に舌先を持っていきます。舌先の力を抜いて、息を吹くと振動します。

うまくできない方は、少し舌先をずらしたり、力のかけ具合を調節してみてください。なるべく長くタングトリルができるように練習します。

慣れたら、タングトリルをしたまま声を出します。色々な音程を取ってみましょう。

タングトリルを利用した練習法

リップロールと同じく、2通りの練習方法があります。前の記事と被りますが、念のため載せておきます。

  1. 音階を使っての練習
  2. 曲に合わせての練習

1. 音階を使っての練習

タングトリルが途切れないようにすることと、自分の声をよく聞いて、なるべく正確に音を合わせてみましょう。

上昇:

下降:

出せない音に達したら停止してください。

2. 曲に合わせての練習

好きな曲を用意し、タングトリルで歌います。

音階での練習同様、タングトリルが途切れないようにすることと、なるべく正確に音を合わせることを意識して練習してみましょう。